湾奥の透明度が高くなってきた2023年末の海中散歩
寒暖の差が大きい年末、もう湾奥にはヒラメ狙いの釣り人が1名、声を掛けると「釣れません」と。また、投げ釣りの若い人は「ハゼとキスが少しだけ」との事。この時期でもキスが釣れる様です。海を見ると、目の前の海面にウミウ、湾の真ん中に浮かぶ姿はカンムリカイツブリ、上空を舞うミサゴ、どの鳥も大きな魚を頻繁に捕えている様子は見えません。アミの群れも湾奥を去った様です。
さて、今回の海中散歩は・・・・
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ボラード9~15まで(釣り人が多い区域)の海中です
この周辺は、ほぼ平坦な砂泥底で、小さな穴、大きな穴が有り、何かが這った様な跡も映りました。ゴカイの仲間の様な環形動物も多い様です。また、落とし物も色々と映りました。
<ボラード9>から北に4m位の所で大きな缶(オイルとかの20L缶?)が。
ボラード9から北に5m位の所には、砂泥底に埋まる「傘の柄」みたいなモノが。
傘にしてはゴツイ感じです。
<ボラード10>の下。写真では穴の脇にハゼの様な魚がいる様に見えます。(見難いですが)
ボラード10から北に3m位の所で、カメラが向いた方向で砂煙を上げて逃げる魚が映りました。
ボラード10から北へ4mの所で、カメラの前を堂々と横切った鱸。
<ボラード12>から北へ3m位の所に沈む大きなタイヤ。その横に箱の様な物が半分ほど埋まっています。タイヤの上には環形動物が見えます。
<ボラード13>から北へ3mの所で、カメラの前を横切るチヌ。
<ボラード14>から北へ4m位の所。砂泥底にいるナマコが映りました。実は、ここで海中を撮影していると、ナマコが結構、映り込みます。
同じ所でヒトデも。
<ボラード15>の下。またカメラの前を鱸が横切りました。
鱸とチヌはよく映り込みます。様子を窺いに来ている様な感じです。チヌが胸ビレを広げて警戒しながら近付く感じに比べると、鱸は堂々と近付いている感じもします。
数人の釣り人から「ヒラメは映らんか?」と聞かれましたが・・・・映りません。ヒラメは、砂泥底に潜って擬態し獲物を待つと聞きますが、それを偶然に撮影するのは難しそうです。今回の海中散歩は、ここまでです。