水島じじの自然ぼっけー

釣り、山歩き、野鳥撮影を楽しんできました。定年後、もっと色んな自然パワーを頂く為の、お散歩記録です。

水島港の海中散歩(夜の海・タコやウミウシなど)

まだ魚が少ないけど生き物はいる

4月初旬から、水島港内の濁りが少し強くなりました。透明度が落ちて海中散歩が難しくなります。出来るうちに夜のお散歩を楽しみます。

チヌ、スズキなどの魚は、まだ居付きの(船や桟橋に1年中棲んでいる)魚が、時々、映り込むだけという状況です。港の外からいつ頃、入って来るのか注目しています。

28日、とりあえず、見えるチヌを釣ってみました。45cmを2枚。両方とも傷なく綺麗な魚体。もう少しして産卵期になると、口や体が傷だらけのチヌが増えますが、それらはオスなのか?私の個人的な疑問の答えを求めて、今年もチヌ釣りに勤しみます。

 

夜の海底で映った生き物たち

まずは、今日も灯台のように光って立つウミサボテン。

刺激を与えると緑色に発光するらしいですが、これは発光でなくて、ぼわ~っと反射してるみたいな感じです。これは光っているという状態なのか・・・・分かりません。

ウミサボテンは夜行性みたいな説明を見ます。が、昼に比べて夜は多く立っているかと言えば、今のところそんなことはなく、変わらないと感じます。餌である浮遊物が多いタイミングで活動するのかな? 潮とか? などと首をかしげています。

 

次は、初登場。カメラを襲った(接触しただけ)怪物みたいに見えるこの生物は・・・・。

スナイソギンチャクだと思うのですが、そうだとすれば・・・・。表面のブツブツは毒入りカプセルらしいです。ルアーに引っ掛かったウミサボテンを手で外して、岸壁上に放置している釣り人を見掛けますが、スナイソギンチャクの場合は、手で持つと大変な事になるかもしれません。水島港内に、こんな生き物までいるとは。ご注意。

余談ですが・・・・ 子供の頃(半世紀前)、マントラという名の地底生物(植物)が、地上に触手を出して暴れるという内容のパニック小説を読みました。私は映像を見て、その小説を思い出しました。確か、地球の危機に宇宙人が現れて、対応を教えてくれたのですが、大気からエネルギーを得て動力源にするという宇宙人の技術に、地球の科学者たちが驚くシーンもありました。色々と面白いものです。

 

次は、お馴染みのナマコ。これが映らない日はありません。マナマコの赤系かな?

今日もたくさん糞をして、海底を綺麗にお願いします。ナマコのドアップも、油断して見れば怪物に見えなくもないです?

 

次は、初登場のウミウシ。ヒカリウミウシと思われます(勝手に思っています)。

暗い中では、体のあちこちがポチポチと光るらしいです。

 

そして、お魚。 ハゼです。夜も昼と変わらず、たくさん映りますが、夜は寝ているのか、カメラがぶつかりそうな距離になって、逃げる事が多いです。

 

そして、カサゴ。前回は、満潮時に海面近くの岸壁にへばりつく姿を撮りましたが、今回は干潮。砂泥底の海底にカサゴがいるイメージは無かったのですが、干潮時は砂泥底にもいるんですね。いや、普段からここにいる「はぐれカサゴ」かもしれませんが。

やはり、カサゴは石や岸壁にいないと、砂泥底では目立ってしまいます。 ↓後ろ姿。

カサゴ君、夜の海は安心できませんよ。

ふと岸壁際の凹み部分を見ると・・・・  大きなタコが睨んでいます。

タコの周りにうっすらと見える何かは・・・・もしかすると卵だったりするんでしょうか?

これを再び確認しようと、夜に周辺を海中散歩しましたが、岸壁に繁茂する海藻に視界を遮られ、海底近くの岸壁の凹み部分がどこにあるのか全く分からず、撮影が上手くいきません。生き物は上手に潜んでいるものです。

夜の海中散歩、また怪物のような初登場の生き物とご対面したいと思います。