水島じじの自然ぼっけー

釣り、山歩き、野鳥撮影を楽しんできました。定年後、もっと色んな自然パワーを頂く為の、お散歩記録です。

水島港の海中散歩 (九歩目)

海上保安庁前の岸壁はチヌ、鱸がいっぱい?

今回は水島港の一番奥にある海上保安庁前の岸壁です。

潮は殆ど動かず水深は浅い。海の中は汚れていて生物はいない。そんなイメージを数年前まで持っていたのですが、ここは意外と色んなお魚が見えたり、産卵期にゴカイが泳いだり、タコやイカも見たりします。海の底はどうでしょうか。

 

一帯の海底は砂泥底で特に大きな変化はないので、映ったものを添付します。

砂に大きな穴が開いています。何かの生物がいるんでしょう。

唯一のゴミです。詳しくありませんが、これはカニ釣りの道具でしょうか?

岸壁際の砂泥底です。カサゴの様に見える何か、カサゴに似合わない場所なので、違うものかもしれません。

砂泥底には、生物が這った様な細い筋状の跡が沢山見えます。

この岸壁では、この様な生物の痕跡らしきものが沢山、映り込みました。

次は、カメラの前を何度も横切った魚たちです。まずは鱸。

別の鱸。

鱸は、数匹が映り込みました。いずれもカメラのすぐ前を通過して、カメラを尾ではたくかの様な動きでした。この岸壁は、日没後しばらく照明が点灯するので、灯りの周辺を鱸が泳ぐ姿がよく見られます。鱸はこの辺にして・・・・

チヌも沢山映り込みました。チヌは微妙な距離をとって様子を窺う感じです。3匹います。

今度はチヌ2匹と、右端に鱸の頭が映っています。

砂泥底に、所々、礫が混じる海底です。石の上に小さな海藻の様なものが見えます。

特に大きな物は映りませんでしたが、意外に沢山の魚が映り込みました。

次回は、西岸壁の南端、砂山の岸壁を散歩します。

水島港の海中散歩 (八歩目)

何か大きな物が沈んでいました。

水島港西岸壁の保安庁庁舎前の角まで来ました。ここには常時、係留されている船が複数あり、チヌや鱸をよく見る所です。しかし、居付きの魚がいる理由は船だけではないのかもしれません。<ボラード26x>から<ボラード31>の角まで散歩です。

拡大👇

 

<ボラード27>から北へ8m位の所。ずっと平坦な砂泥底が映っていましたが、何かが沈んでいました。画面左側の光る物は腕時計でしょうか?

<ボラード28>から北へ1m位の所。また何かが映り込みました。砂泥底にはゴカイの仲間か、生物の痕跡らしきものが見られます。

<ボラード28>から北へ2m位の所。ここら辺は何かしら沈んでいる領域の様です。ナマコも見えます。

<ボラード28>から北へ3m位の所。多少の石もあります。

<ボラード28>から北へ7m位の所。石と鉄枠の様なもの。

<ボラード29>の下。これは何でしょう? パイプ椅子の様な形にも見えます。

誰も座ってなくて良かった。<ボラード30>から北へ2m位の所。壁に寄り掛かるように沈んでいる何か。先が剣の様です。

<ボラード30>から北へ4m位の所。散歩史上、最大のものが沈んでいました。横からと上からの画像を続けて。↓

 

この物体にカメラが乗って、再び砂泥底に着底すると、1mかそれ以上の高低差を感じました。ある釣り人が「海底に起伏がある」と言っておられましたが、こういう事なので、ご注意ください。こんな物があるのか、やれやれと思っていると・・・・

<ボラード31>の下。もう一つの大物が壁際に沈んでいました。2枚続けて↓

これは、四角い石ではなさそうです。コンテナ的な? 何か分かりませんが古そうな感じがします。中にやばい物が入っているとかでないと良いですけど、妄想が膨らんでしまいます。などと思っていると・・・・

<ボラード31>から北へ5m位の所。またもや大物。2枚続けて↓

どうやら、この大物にはロープが繋がっている様です。2枚続けて↓

何故、こんな物が沈んでいるのか分かりませんが、何か歴史があるんでしょう。実はカメラを近付ける際に、これらの大物の周辺から数匹のチヌ、鱸がスーッと移動していく姿が映っていました。ここら辺に居付きの魚がいるとは思っていましたが、棲み易いんでしょうか。映り込んだ鱸↓

次回は、保安庁前の岸壁を散歩します。

水島港の海中散歩 (七歩目)

水島港西岸壁、ナマコがよく写りました。

海中散歩(六歩目)で大きな瓦礫の底を確認しましたが、今回は<ボラード22>から<ボラード26X>を散歩。ここは、また砂泥底です。場所は👇

拡大👇

散歩中に<ボラード26>付近で、ボラードを1個見落としていた事に気付いたので、<ボラード26X>として追記しました。

<ボラード22>から北へお散歩

<ボラード22>から北へ4m位の所。チヌが様子を窺いに来ました。これ迄、何度も写りましたが、チヌが胸鰭を広げながらソーッと近付いて、ヤバイ!と思うと胸鰭を横に伸ばしてピタッと止まる動き。これは、警戒しながら様子を窺う時の様に見えます。来なければ良い様にも思いますが、警戒心と共に好奇心も強いのでしょうか。因みに、もっとヤバイと思うと胸鰭でバックもします。

<ボラード22>から北へ4m位の所。砂泥底にナマコが、その向こうにチヌが写りました。周辺は、この様に平坦な砂泥底の様です。

<ボラード23>から北へ7m位の所で、壁際に沈むタイヤ2本が写りました。

<ボラード23>から北へ8m位の所。砂泥底に穴が空いていて、そこにハゼらしき魚が、その向こうにフグが近付いています。フグが一番カメラに寄って来るので、様子を窺いに来たものと思われます。

<ボラード24>から北へ1m位の所。またナマコと糞、何か分からないモノが。

<ボラード24>から北へ2m位の所。ここでも2本のタイヤが写りました。タイヤは船と岸壁を守るものかと思いますが、予定外にロープが切れて落下してしまう場合があるのでしょう。このブログでは、釣り人の廃棄物も含めて、カメラに写った実態を掲載しています。

<ボラード24>から北へ3m位の所。砂泥底にナマコかと思いきや何かの人工物。周辺の砂泥底にはゴカイの仲間の様なもの。

<ボラード24>から北へ6m位の所。ハシゴの様な形の人工物。先端の所に貝(貝殻?)が見えます。

<ボラード24>から北へ9m位の所。何か分からない人工物。周辺にはゴカイの仲間の様なもの。

<ボラード25>から北へ2m位の所。またフグがいました。砂泥底にはゴカイの仲間の様なものが。餌に困らない環境であれば、釣り餌には食い付かないでね。

<ボラード25>から北へ9m位の所。カメラがタイヤの上に乗りました。遠くにチヌがいます。

<ボラード26>から北へ2m位の所。またまたナマコ(写真の下側)、周りに糞。

今回の散歩はここまで。次回はまた変なモノが写った写真を掲載します。

水島港の海中散歩 (六歩目)

水島港西岸の中央部だけ瓦礫だらけの底

<ボラード17>から<ボラード22>の海中散歩です。瓦礫はボラード17の北からボラード21~22間にある階段に差し掛かる所まで、大小の石や色んな瓦礫が映りました。釣り人にこの話をすると、「あ~そうじゃろー、メバルが釣れるもんな」と納得されます。

何故、ここだけ瓦礫が溜まっているのか?

地元で何十年も釣りをされているという方から「大昔、災害で出た瓦礫か何かを投棄した」と聞きました。記憶の範囲でのお話でしょうから、もしかすると勘違いとかもあるかもしれませんが、撮影した私は大いに納得しました。今回の散歩場所は・・・

      今回の場所👆

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<ボラード17>辺りまで平坦な砂泥底でした。そこから北へ5m位の所。ほぼ埋まったタイヤ、ワイヤー、何か分からない瓦礫、どれも泥が積もっており、古いものの様に見えます。泥の部分には生物の痕跡らしき雰囲気もあります。

同じ所。瓦礫とオイル・グリース缶の様な物も見えます。海上の船から誤って落下してしまう事もあるのでしょう。

その1m北。画面左側に正体不明の大きな瓦礫が、中央にはフグが。

<ボラード18>の下、ここから本格的な瓦礫底が始まります。点在する石と、画像の下側に何か金属っぽい何か。

<ボラード18>から北へ1m。大小の石と棒の様なもの。

<ボラード18>から北へ5m位の所。石だらけ。石のてっぺんに何か生物らしきものが見えます。こういう石底の景色が沢山、映りました。同じ様な画像なので数枚だけ掲載しています。

同じ所でカメラが岸壁側を向くと、ケーソンの下部が映りました。底の部分は隙間がある様です。こういう造りなのか、隙間が出来たのか、分かりません。

<ボラード18>から北へ7m位の所。石とロープが見えます。

同じ所の岸壁側。ケーソン下部の隙間に挟まった形のタイヤ。上の写真のロープは、下の写真のタイヤに付いたロープかもしれません。長いですね。

<ボラード19>から北へ3m位の所。大きな石、向こうに見えるのは瓦礫?

<ボラード20>から北へ3m位の所。鱸が映り込みました。

<ボラード20>から北へ7m位の所。大きな棒が映りました。何でしょう?

<ボラード20>から北へ9m位の所。様子を見ている感じのチヌ。

<ボラード21>から北へ1m位の所。ここら辺が瓦礫底の終点です。大きな石に張り付いているカサゴの様な魚(?)が見えます。現にこの周辺ではメバルカサゴが釣れる様です。カサゴの20~30cmを釣ったという釣り人もいました。

<ボラード21>から北へ3m程すぎると、石や瓦礫は無くなり、砂泥底になっています。階段の下は砂泥底です。階段の北側は砂泥底で1本のロープが沈んでいるだけでした。底には何かの生物の痕跡らしき穴があって、また砂泥底の景色に戻りました。

<ボラード22>の下。壁際の砂地にナマコが映りました。

今回は、<ボラード18>~<ボラード21>付近だけに、石と瓦礫が有るという状況を見る事ができました。次回は、保安庁前の岸壁の方に向かって散歩します。

水島港の海中散歩 (五歩目)

水島港の西岸壁 中央付近は荒れた底の領域

昔から水島港で釣りをしている人から「海底に起伏がある」とか「平坦な砂地だ」などと、相反する話を聞いたことがありますが、その違いの原因が何なのか、分かる領域になります。場所は・・・・

<ボラード15~17>の区域です。

        ここです👆

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<ボラード1>からずっと平坦な砂泥底でしたが、<ボラード15>の北4m位の所に石(?)が現れます。それにワイヤーも。

<ボラード15>の北5m位の所には、金属のパイプとワイヤー、その後ろにタイヤ。タイヤの中は泥とか何かで埋まっています。パイプは立体的な形のものです。

<ボラード15>の北6m位の所。底には貝殻なのか小さな瓦礫なのか、そういう物が溜まっている様に見えます。

そして、鱸が。

<ボラード15>の北7m位の所。壁に寄り掛かる様に沈んでいるタイヤ。

<ボラード15>の北8m位の所。海底に沈む瓦礫をバックに、丸々と太ったフグ。

<ボラード16>の下。中央に写るタイヤ、その右にもタイヤの影。また別の写真でこの左側にもタイヤが映りました。タイヤが3つ並んで横たわっています。

同じ所でカメラが壁際を向くと、ナマコが映りました。(写真中央の少し左)

<ボラード16>の北4m位の所の写真ですが、周辺の海底には、この様に瓦礫が溜まっている様です。

<ボラード17>の下。ここにもタイヤが沈んでいます。回転するカメラの映像から、何本のタイヤが有るのか判断が難しいです。綺麗に写った画像だけ掲載します。

ロープが付いた状態のタイヤと、ヒトデ。

並んで沈んでいる2本のタイヤ。左のタイヤは半分が砂に埋まっています。

<ボラード17>の北1m位の所。立った状態で沈んでいるタイヤが3本、並んでいます。数枚の写真で確認できました。そのうちの1枚です。これなら漁礁になるんじゃないかと思いましたが、魚は映っていませんでした。

テグスで吊り下げたカメラがタイヤに乗って、テグスがたるむという状況が何度かありました。海底に起伏があると感じる原因の一つは、タイヤではないかと思います。原因は他にもあるのですが、予想外の景色が広がる<ボラード17>の北は、また次回に。

 

水島港の海中散歩 (四歩目)

湾奥の透明度が高くなってきた2023年末の海中散歩

寒暖の差が大きい年末、もう湾奥にはヒラメ狙いの釣り人が1名、声を掛けると「釣れません」と。また、投げ釣りの若い人は「ハゼとキスが少しだけ」との事。この時期でもキスが釣れる様です。海を見ると、目の前の海面にウミウ、湾の真ん中に浮かぶ姿はカンムリカイツブリ、上空を舞うミサゴ、どの鳥も大きな魚を頻繁に捕えている様子は見えません。アミの群れも湾奥を去った様です。

さて、今回の海中散歩は・・・・

                ここ👆

拡大👇

ボラード9~15まで(釣り人が多い区域)の海中です

この周辺は、ほぼ平坦な砂泥底で、小さな穴、大きな穴が有り、何かが這った様な跡も映りました。ゴカイの仲間の様な環形動物も多い様です。また、落とし物も色々と映りました。

<ボラード9>から北に4m位の所で大きな缶(オイルとかの20L缶?)が。

ボラード9から北に5m位の所には、砂泥底に埋まる「傘の柄」みたいなモノが。

傘にしてはゴツイ感じです。

<ボラード10>の下。写真では穴の脇にハゼの様な魚がいる様に見えます。(見難いですが)

ボラード10から北に3m位の所で、カメラが向いた方向で砂煙を上げて逃げる魚が映りました。

ボラード10から北へ4mの所で、カメラの前を堂々と横切った鱸。

<ボラード12>から北へ3m位の所に沈む大きなタイヤ。その横に箱の様な物が半分ほど埋まっています。タイヤの上には環形動物が見えます。

<ボラード13>から北へ3mの所で、カメラの前を横切るチヌ。

<ボラード14>から北へ4m位の所。砂泥底にいるナマコが映りました。実は、ここで海中を撮影していると、ナマコが結構、映り込みます。

同じ所でヒトデも。

<ボラード15>の下。またカメラの前を鱸が横切りました。

鱸とチヌはよく映り込みます。様子を窺いに来ている様な感じです。チヌが胸ビレを広げて警戒しながら近付く感じに比べると、鱸は堂々と近付いている感じもします。

数人の釣り人から「ヒラメは映らんか?」と聞かれましたが・・・・映りません。ヒラメは、砂泥底に潜って擬態し獲物を待つと聞きますが、それを偶然に撮影するのは難しそうです。今回の海中散歩は、ここまでです。

水島港の海中散歩 (三歩目)

透明度が上がってきた12月末の海中

12月半ばから港内にアミの群れが入り、それを掬おうとタモ網を構える方がおられました。ここがチャンスとルアーを投げる方も。海を覗くと鱸(ハネクラス)が海面付近でヒラを打って何かを捕食する姿が。そんな中、海中散歩する区域は、いつも作業用の四角い台船が係留してある所です。

                   ここ👆

拡大👇

それでは、<ボラード6~7>です。

何かの生物が穴を掘ったところの周りに黒い泥が見えます。穴の右側にハゼの様な魚が見えます。

平坦な砂地というか、泥というか、上の写真の様な状況が続いています。

<ボラード7~8>

ボラード7の下です。何か刺さっていました。棒・・・・でしょうね。

ボラード7の1m位北です。壁際にナマコがいます。

ボラード7から3m位北です。ケーソンの隙間から砂が落ちて、周辺に溜まっている様です。釣りをされる方から「海底に起伏がある」という声を聞きましたが、その原因のひとつがコレかもしれません。砂山の向こう側にもナマコがいます。

同じ所でカメラが反対側を向いたら、別のナマコが左下に、右上にはチヌが映っていました。

その1m北では、画面の右下にウミサボテンらしきものが。

<ボラード8~9>です。

ボラード8の1m位北に何か棒が。釣り竿? 何か違うモノの様にも見えます。

ボラード9の下には、タイヤがありました。大型車用のタイヤっぽいです。海底の起伏の件、これも原因の一つかもしれません。

ボラード6~9の間は、全体的に平坦な砂地でした。台船の下を撮影したので暗い映像でした。もう少し釣り人が陣取る区域が続くので、タイミングを見計らって撮影を進めます。