水島じじの自然ぼっけー

釣り、山歩き、野鳥撮影を楽しんできました。定年後、もっと色んな自然パワーを頂く為の、お散歩記録です。

水島港で警官が捕り物?猪? 私はカワセミとご対面(海なのに?)

水島港を歩いていると面白い出会いだらけ

地元の釣り人から話を伺うと「え?」 と驚く内容。対岸では警官による捕り物が始まるし、私の目の前の岸壁に何故かカワセミが止まる。もう、どうなっているのか・・・。

 

対岸の人だかり・・・・その先頭にはサスマタの様なものを構えた複数の警官が

何気なく対岸を見ると、何やらただならぬ雰囲気。目を凝らすと、10人くらいだろうか、人だかりができていて、その中心に複数の制服の警官。サスマタの様なものを構えている。誰かが暴れているのか? 岸壁際に追い詰められた犯人が、何故、この様なことになったのかを、長々と喋っているのだろうか? そんな人影は見えない。てことは相手は海の上か? 老眼の目を更に凝らすと、岸壁から10数m離れた海上に何か黒っぽいものが浮いている。いや波しぶきが上がって・・・これは恐らく何かが泳いでいる。

まてよ、あの姿は前に見たことがある・・・・ そうだ、大室港で釣りをしていた私の前を泳いで横切った、あの獣。そう、猪では? 色と泳ぎ方が似ている。なるほど、それでサスマタか。ただ、猪の突進にサスマタで立ち向かうのは、いくら鍛えている警官でも・・・・。 獣の野生を甘く見ない方が良い。

そのうち、緊迫した雰囲気が消えていった。猪が泳いで行った様だ。多分、別の場所へ上陸するのだろう。さて私は、湾奥を見て歩いた。すると、捕り物が行われた100mほど先に、船を係留する階段状の所があった。もしかすると、ここを猪が目指していたのか? 見つからなければ、ここで上陸した猪が住宅地で暴れていたかもしれない。

でも、どこか他の所に上陸しているのではないか?

 

湾奥の岸壁にカワセミが来た

捕り物を楽しんだ私が岸壁を歩いていると、「チチー」と懐かしい鳴き声。 まさかと思っている私の10mほど先の岸壁に、何とカワセミが止まった。この湾には川は繋がっていない。近くに池もない。なのにカワセミ。しばらく見ていると飛び立って、海上保安庁の桟橋へ止まった。その後、鳴き声と共にどこかへ行ってしまった。何故、ここに現れたのか分からないが、良いプレゼントだった。

渓流の宝石ならぬ、岸壁の宝石だった  ひょこひょこと首を上げ下げする得意の動き

ゴープロしか持参していなかったので、この画像が精いっぱい。

 

地元の釣り人の驚くべき証言

しょっちゅう歩いているので、顔なじみの釣り人もできた。話を聞いて驚いた。

今年は、なんと湾奥でブリが釣れたのだが(現に釣り上げたらしい)、カンパチも来たと。「へぇ~、そんなのも釣れるんですね」と驚くと、その人曰く「去年は、湾奥の旧フェリー乗り場近くの所まで、スナメリが入ってきたし、ワシが釣り糸を垂れていると、目の前をシイラが泳いで行った。これにはびっくりした。」とのこと。

ちょっと話に尾ひれが付いてないかと疑いたくはなるが、水島港に入ってきた船にクジラが引っかかったという驚きのニュースも現にあった。俄然、この湾の自然に興味が湧いてきた。