私にとっての「自然の中で遊び」
いつもの里山に行きました。暑いです。
見上げると、遥か上空を舞うタカ。高すぎて種類は分かりません。
美声も3回まで
鳥の囀りが凄いです。ウグイス、ホオジロ、ソウシチョウ、ヒヨドリ、この4種が頻繁
に鳴いています。
ウグイスの声を録音しようとしたのですが・・・・ソウシチョウが鳴き止まず・・・・
美声もこうなると正直やかましい。ほんの20秒で良いから鳴き止んでほしい。
オオルリは、一声一声、間を開けて鳴いてくれます。一声聞いて「あ~いい声だな」と
余韻を楽しめる。奥ゆかしさを感じずにはいられません。
そういう声が、ソウシチョウの声にかき消されています。録音は諦めました。
久しぶりの サンコウチョウ登場
他に聞こえた声は、オオルリ、コゲラ、アオゲラ(多分)、ホトトギス、ヤマガラ、と
カラス。いつものメンバーだなと思っていると、目の前を2羽の鳥が横切り、林の中へ
・・・・茂みの間から見えたシルエットは、サンコウチョウか?・・・・・と。そこへ
「ギーギーギー、ピーピーピー ホイホイホイ」
当たりでした。ここで見たのは初めてでした。というかサンコウチョウを見たのは何年
振りかな~と懐かしく感じながら、暫く囀りを楽しんでいました。
そこへ珍しく車が来ました。カメラを下げて林の暗がりを見つめる私を見た、40代位の
女性運転手は、少し離れた所で一旦停止し、意を決した様に加速して私のそばを通過し
ました。危ないな~と思いましたが、あちらも危険を感じていたのでしょう。
クマンバチ
栗の花が沢山咲いた木の周辺には、数十匹のクマンバチの子供たちが飛んでいました。
みんな元気に育っている様で、木全体からウオーンという羽音が響いています。
この子たちが、今後どうなるのか、見ていきたいです。
因みに、倉敷出身の方が「怖い蜂がクマンバチで、大きいけど大人しいのがスズメバ
チだと、聞いて育った」と言っていました。危険を正確に知る事は大切です。
そういえば、私が勤務していた会社では、一匹のスズメバチを見ただけで、すぐに
殺虫スプレーで追いかける風潮があった様に感じました。山では何匹もスズメバチと
すれ違うのが当たり前ですが、町では全てを排除したいのでしょうか。
人間が一番、攻撃的な生物だな~と感じていました。
これまた久しぶりの キビタキ
暫くして高い声が。木の枝から道路へ降りて、こちらの様子を窺う様な仕草、そして
また木の枝へ・・・・を繰り返しています。黒と黄色の綺麗なコントラストが目立つ鳥
キビタキでした。
薄暗い林の中なのでカメラでの撮影は諦めて、何となく映らないかとビデオカメラを
向けていたのですが・・・・・・
目では確認できているのに、ビデオカメラの液晶パネルでは、鳥が映り込んでいるのか
全く分かりません。単に不慣れなせいか、工夫が必要なものなのか、とりあえず使えそ
うにありません。が、映像の端っこにぎりぎり映っていたので拡大しました。
目の前を横切る ハチクマ
山を下りる際、ノロノロ運転でカーブを曲がると、道路に降りていたらしきハチクマが
飛び立って車のすぐ前を横切りました。これも珍しい出来事でした。
昔ここでハチクマを何度か見た時、やはりこのカーブの上空(林の木すれすれ)を飛ぶ
姿とか、木にとまっている姿を見た経験を、このとき思い出しました。
何か理由があるのかもしれません。何度も通って色んなものを見て考えてみたいです。
これまた珍しい ジムグリ
そのすぐ後、道路で日向ぼっこの蛇が。茶色っぽいな、ヤマカガシか?と思いましたが
動きが何か違う(ぎこちない?)と思ったらジムグリでした。
これも久しぶり。ジムグリは滅多に見れないので、見れたらラッキーな日という事に
勝手に思っています。
チョウ やっぱり種類が難しい
いつも鳥のように飛びまくって、写真を撮らせてくれないアゲハチョウが、羽ばたき
ながらではありますが、花に止まりました。静止画像は撮れませんが、仕方ないと
割り切って撮影。帰宅後、図鑑で調べました。
➀白色紋があるモンキゲハ(赤色紋はなし)
②ほぼ黒一色だが、後翅後角に円形の赤色紋がある事も多いクロアゲハ
③ 〃 、 〃 。細長い尾状突起があるオナガアゲハ
とあります。白色紋を見ると➀、その他を見ると②か③ ・・・・ 難しいですね。
今日も、自然の中で、鳥、蜂、蛇、蝶 を見て聞いて遊ばせて頂きました。
こちらが、きちんと見ようとすると楽しみが広がります。面白いです。