上空を雄大に舞うタカ! あ~売るんじゃなかった一眼レフ
いつもの里山へ到着。私が最初にする事は空を見上げることです。
天気の心配ではありません。UFOでもありません・・・・あ、それは少しあるかも?
大好きなタカが上空を舞っていないか確認したくて仕方がないのです。
滅多に見られないその雄姿を眺めるチャンスを見逃すのは勿体ないので。
とは言え、空を見たら偶然タカが飛んでいましたなんて確率は、銀行預金の利息並み
かもしれない事は重々承知のうえ、この日も車を降りて真っ先にふいっと空を見ると
「あ・・・・何かいる」となりました。
ほぼ羽ばたかず、大きく旋回しています。少しずつ移動しながらの旋回、高度を上げて
いるのではなく、獲物を探してパトロールって感じです。翼は幅が広く、クマタカを思
わせます。でもクマタカのエリアではなく・・・・
昔、この山頂から撮ったハチクマが頭に浮かびます。
圧倒的な存在感。気付くと周囲の音は聞こえなくなり、タカの風切り音だけが聞こえ
て来そうな、この雄大な野生の空間にしばし浸ります。素晴らしい。
ビデオカメラを向けて撮影します。上空を舞うとは言ってもタカは相当なスピードで
飛翔していて撮影は大変です。一眼レフの様にファインダーの絵を目で確認できないの
が最大の難点です。あ~一眼レフのセットを売らなければ良かった。もう遅い。
視界を木々に遮られるまでの20秒位は見ることができました。タカが向きを変えて頭に
日差しが当たった時、青い色が確認できたので、やはりハチクマだと考えています。
それでは、動画の一瞬を切り取った荒~い写真(上)と、昔一眼レフで撮影した写真(下)です。
う~ん、誰ですか?
撮影という問題点は浮かび上がりましたが、野生のパワーはしっかりと頂いた気が
します。