水島じじの自然ぼっけー

釣り、山歩き、野鳥撮影を楽しんできました。定年後、もっと色んな自然パワーを頂く為の、お散歩記録です。

水島港の海中散歩 (十一歩目)

東岸壁の半分から北

海中散歩も水島港の東岸壁へと場所を変えましたが、岸壁での船の作業や、停泊が多く、撮影が難しい。邪魔になってはいけないので、東岸壁の7割ほどを撮影したところで終了する事にしました。

海中散歩の難しさ

岸壁での作業が少ない日曜祭日だけ散歩したのですが、それ以外に、水深があり海底まで光が届かず映像が撮れないという事情もありました。晴れの国なのに、狙った日時に曇り空というパターンが続いて・・・・難しいものです。

 

それでは東岸壁の海中散歩、北側の半分です

<ボラード11>から北へ散歩。海底は大きな石だらけ。良い映像が撮れなかったので、周辺の散歩で鮮明に撮れた映像を代表として掲載します。ボラード12付近の映像です。

かなり荒い海底が続きます。中には何か人工物が。かなりの年月が経過したのでしょう、もう自然の石の様です。↓ボラード12から北へ5m位の所。

尚、元の映像はどれも全面が緑色なので、明るさ、色を加工しています。石だらけの中にも、砂泥底の様な部分も見えます。↓ボラード12から8m位の所。環形動物の様なものと、白い触手を大きく広げている様に見えるものも見えます。

そして、やはり人工物の瓦礫の様な物が見える映像も掲載しておきます。↓ボラード13の下です。

ボラード13から北へ7m位の所。↓ここに砂泥底が現れてタイヤが。因みに、加工なしの映像は、こんな感じです。

そして、ボラード18あたりから北へ行くと、砂泥底が増えます。元々の海底なのか、石が埋まったのか・・・・? ↓ボラード17から北へ7m位の所。砂泥底に多数の環形動物が見えます。

環形動物の林の中に、海サボテンらしきものが。左端の白いものです。

↓ボラード18から北へ2m位の所。環形動物が多い砂泥底に何か得体のしれない物が。

ボラード21あたりに係留された船の下へカメラを沈める時、船の下に潜むチヌが映りました。↓ 船底に付着した物を食べながら春を待ってるんでしょうか。

ボラード22から北へ7m位の所。↓砂泥底に沈むクマデの様な物の上にナマコが。

カメラが回転してしまい、ちょっとブレてます。周辺は砂泥底が続いていますが、そんな中に突然、大きなモノが。↓ボラード23の下。

何でしょうか、石?ではなさそうな?輪っかの様なものもあります。かなりの年月が経過している様です。

そしてラスト、東岸壁の北の端(角の部分)も砂泥底です。青い物は樹脂のボックスでしょうか。

ここから保安庁の岸壁の間は、捨て石があるのでカメラを足元から沈める事ができず、撮影ができません。また、映り込む魚が少ないのも、季節的に仕方ないですね。次回は、東岸壁の南半分のお散歩です。

水島港の海中散歩 (十歩目)

水島港西岸壁の砂山前の海中は・・・・

砂の搬出の為に砂山がある辺りの海中を、作業の無い日に撮影しました。この岸壁は何か所か岸壁にヒビが入っている様な箇所があり、そこから雨水が海へ流れているので、海底に砂が落ちているかもしれません。海底の状況は、他の岸壁と違うでしょうか。

                           👇拡大

港の出入り口の正面のボラードを<ボラード1>としており、そこから南へ海中散歩します。

<ボラード1>から南へ4m位の所。ロープが沈んでいました。

<ボラードA>から南へ4m位の所。平坦な砂泥底にゴカイの仲間なのか、環形動物みたいな生物が見えます。

<ボラードB>から南へ2m位の所。砂泥底というより次第に砂地に近い海底が続き、そこへ石が現れます。横にはイソギンチャク?の様な生物。何ギンチャクか定かではありません。

<ボラードC>から南へ2m位の所。ここ迄来ると、綺麗な砂地という感じがしてきます。岸壁から砂が補給されている様です。

<ボラードC>から南へ4m位の所。突然、色んなモノが現れました。タイヤと、かなり腐食していますがハシゴの様な物でしょうか?

<ボラードC>から南へ6m位の所。また、タイヤと何か。

同じ所でカメラの向きが変わると別のタイヤが。これは砂に半分埋まっています。

<ボラードC>から南へ8m位の所。タイヤ群を過ぎると、また綺麗な砂地の海底。ゴカイの仲間とかナマコとかの生物の痕跡があまり映りません。それから、かけ下がりの様な感じにも見えます。2023年に海底を掘った跡かもしれません。

<ボラードD>の下。砂地に大きめの石があり、環形動物の様なものが見えます。

<ボラードD>から南へ6m位の所。綺麗な砂地が続くところにタイヤ。

周辺は綺麗な砂地。

<ボラードE>から南へ4m位の所。

<ボラードE>から南へ8m位の所。鉄の棒が現れました。

<ボラードF>から南へ6m位の所。砂地ですが若干の礫もある様です。

<ボラードF>から南へ8m位の所。壁に寄り掛かって埋まる太い棒の様な物。

<ボラードH>の下。まばらに小石や貝殻の様なものも見えますが砂地です。そしてかけ下がりの様な形も見えます。

<ボラードJ>から南へ4m位の所。ようやく魚の姿が。岸壁際で計3匹のチヌが映りましたが、画像の良い1枚だけ。

<ボラードL>から南へ2m位の所。海底は次第に砂泥底に戻っていく感じです。ここに溝蓋のグレーチングの様な物?が3つ映りました。代表の1個です。

<ボラードL>から南へ10m位の所。最後に砂泥底に刺さるワイヤー2本です。

今回は、あまり生物が映りませんでした。海底は砂が多く、生物の痕跡が少なかった様な印象を受けました。それが関係あるのか分かりません。これで水島港の西岸壁のお散歩は終わり、今後は東岸壁へと移ります。

水島港の海中散歩 (九歩目)

海上保安庁前の岸壁はチヌ、鱸がいっぱい?

今回は水島港の一番奥にある海上保安庁前の岸壁です。

潮は殆ど動かず水深は浅い。海の中は汚れていて生物はいない。そんなイメージを数年前まで持っていたのですが、ここは意外と色んなお魚が見えたり、産卵期にゴカイが泳いだり、タコやイカも見たりします。海の底はどうでしょうか。

 

一帯の海底は砂泥底で特に大きな変化はないので、映ったものを添付します。

砂に大きな穴が開いています。何かの生物がいるんでしょう。

唯一のゴミです。詳しくありませんが、これはカニ釣りの道具でしょうか?

岸壁際の砂泥底です。カサゴの様に見える何か、カサゴに似合わない場所なので、違うものかもしれません。

砂泥底には、生物が這った様な細い筋状の跡が沢山見えます。

この岸壁では、この様な生物の痕跡らしきものが沢山、映り込みました。

次は、カメラの前を何度も横切った魚たちです。まずは鱸。

別の鱸。

鱸は、数匹が映り込みました。いずれもカメラのすぐ前を通過して、カメラを尾ではたくかの様な動きでした。この岸壁は、日没後しばらく照明が点灯するので、灯りの周辺を鱸が泳ぐ姿がよく見られます。鱸はこの辺にして・・・・

チヌも沢山映り込みました。チヌは微妙な距離をとって様子を窺う感じです。3匹います。

今度はチヌ2匹と、右端に鱸の頭が映っています。

砂泥底に、所々、礫が混じる海底です。石の上に小さな海藻の様なものが見えます。

特に大きな物は映りませんでしたが、意外に沢山の魚が映り込みました。

次回は、西岸壁の南端、砂山の岸壁を散歩します。

水島港の海中散歩 (八歩目)

何か大きな物が沈んでいました。

水島港西岸壁の保安庁庁舎前の角まで来ました。ここには常時、係留されている船が複数あり、チヌや鱸をよく見る所です。しかし、居付きの魚がいる理由は船だけではないのかもしれません。<ボラード26x>から<ボラード31>の角まで散歩です。

拡大👇

 

<ボラード27>から北へ8m位の所。ずっと平坦な砂泥底が映っていましたが、何かが沈んでいました。画面左側の光る物は腕時計でしょうか?

<ボラード28>から北へ1m位の所。また何かが映り込みました。砂泥底にはゴカイの仲間か、生物の痕跡らしきものが見られます。

<ボラード28>から北へ2m位の所。ここら辺は何かしら沈んでいる領域の様です。ナマコも見えます。

<ボラード28>から北へ3m位の所。多少の石もあります。

<ボラード28>から北へ7m位の所。石と鉄枠の様なもの。

<ボラード29>の下。これは何でしょう? パイプ椅子の様な形にも見えます。

誰も座ってなくて良かった。<ボラード30>から北へ2m位の所。壁に寄り掛かるように沈んでいる何か。先が剣の様です。

<ボラード30>から北へ4m位の所。散歩史上、最大のものが沈んでいました。横からと上からの画像を続けて。↓

 

この物体にカメラが乗って、再び砂泥底に着底すると、1mかそれ以上の高低差を感じました。ある釣り人が「海底に起伏がある」と言っておられましたが、こういう事なので、ご注意ください。こんな物があるのか、やれやれと思っていると・・・・

<ボラード31>の下。もう一つの大物が壁際に沈んでいました。2枚続けて↓

これは、四角い石ではなさそうです。コンテナ的な? 何か分かりませんが古そうな感じがします。中にやばい物が入っているとかでないと良いですけど、妄想が膨らんでしまいます。などと思っていると・・・・

<ボラード31>から北へ5m位の所。またもや大物。2枚続けて↓

どうやら、この大物にはロープが繋がっている様です。2枚続けて↓

何故、こんな物が沈んでいるのか分かりませんが、何か歴史があるんでしょう。実はカメラを近付ける際に、これらの大物の周辺から数匹のチヌ、鱸がスーッと移動していく姿が映っていました。ここら辺に居付きの魚がいるとは思っていましたが、棲み易いんでしょうか。映り込んだ鱸↓

次回は、保安庁前の岸壁を散歩します。

水島港の海中散歩 (七歩目)

水島港西岸壁、ナマコがよく写りました。

海中散歩(六歩目)で大きな瓦礫の底を確認しましたが、今回は<ボラード22>から<ボラード26X>を散歩。ここは、また砂泥底です。場所は👇

拡大👇

散歩中に<ボラード26>付近で、ボラードを1個見落としていた事に気付いたので、<ボラード26X>として追記しました。

<ボラード22>から北へお散歩

<ボラード22>から北へ4m位の所。チヌが様子を窺いに来ました。これ迄、何度も写りましたが、チヌが胸鰭を広げながらソーッと近付いて、ヤバイ!と思うと胸鰭を横に伸ばしてピタッと止まる動き。これは、警戒しながら様子を窺う時の様に見えます。来なければ良い様にも思いますが、警戒心と共に好奇心も強いのでしょうか。因みに、もっとヤバイと思うと胸鰭でバックもします。

<ボラード22>から北へ4m位の所。砂泥底にナマコが、その向こうにチヌが写りました。周辺は、この様に平坦な砂泥底の様です。

<ボラード23>から北へ7m位の所で、壁際に沈むタイヤ2本が写りました。

<ボラード23>から北へ8m位の所。砂泥底に穴が空いていて、そこにハゼらしき魚が、その向こうにフグが近付いています。フグが一番カメラに寄って来るので、様子を窺いに来たものと思われます。

<ボラード24>から北へ1m位の所。またナマコと糞、何か分からないモノが。

<ボラード24>から北へ2m位の所。ここでも2本のタイヤが写りました。タイヤは船と岸壁を守るものかと思いますが、予定外にロープが切れて落下してしまう場合があるのでしょう。このブログでは、釣り人の廃棄物も含めて、カメラに写った実態を掲載しています。

<ボラード24>から北へ3m位の所。砂泥底にナマコかと思いきや何かの人工物。周辺の砂泥底にはゴカイの仲間の様なもの。

<ボラード24>から北へ6m位の所。ハシゴの様な形の人工物。先端の所に貝(貝殻?)が見えます。

<ボラード24>から北へ9m位の所。何か分からない人工物。周辺にはゴカイの仲間の様なもの。

<ボラード25>から北へ2m位の所。またフグがいました。砂泥底にはゴカイの仲間の様なものが。餌に困らない環境であれば、釣り餌には食い付かないでね。

<ボラード25>から北へ9m位の所。カメラがタイヤの上に乗りました。遠くにチヌがいます。

<ボラード26>から北へ2m位の所。またまたナマコ(写真の下側)、周りに糞。

今回の散歩はここまで。次回はまた変なモノが写った写真を掲載します。

水島港の海中散歩 (六歩目)

水島港西岸の中央部だけ瓦礫だらけの底

<ボラード17>から<ボラード22>の海中散歩です。瓦礫はボラード17の北からボラード21~22間にある階段に差し掛かる所まで、大小の石や色んな瓦礫が映りました。釣り人にこの話をすると、「あ~そうじゃろー、メバルが釣れるもんな」と納得されます。

何故、ここだけ瓦礫が溜まっているのか?

地元で何十年も釣りをされているという方から「大昔、災害で出た瓦礫か何かを投棄した」と聞きました。記憶の範囲でのお話でしょうから、もしかすると勘違いとかもあるかもしれませんが、撮影した私は大いに納得しました。今回の散歩場所は・・・

      今回の場所👆

拡大👇

<ボラード17>辺りまで平坦な砂泥底でした。そこから北へ5m位の所。ほぼ埋まったタイヤ、ワイヤー、何か分からない瓦礫、どれも泥が積もっており、古いものの様に見えます。泥の部分には生物の痕跡らしき雰囲気もあります。

同じ所。瓦礫とオイル・グリース缶の様な物も見えます。海上の船から誤って落下してしまう事もあるのでしょう。

その1m北。画面左側に正体不明の大きな瓦礫が、中央にはフグが。

<ボラード18>の下、ここから本格的な瓦礫底が始まります。点在する石と、画像の下側に何か金属っぽい何か。

<ボラード18>から北へ1m。大小の石と棒の様なもの。

<ボラード18>から北へ5m位の所。石だらけ。石のてっぺんに何か生物らしきものが見えます。こういう石底の景色が沢山、映りました。同じ様な画像なので数枚だけ掲載しています。

同じ所でカメラが岸壁側を向くと、ケーソンの下部が映りました。底の部分は隙間がある様です。こういう造りなのか、隙間が出来たのか、分かりません。

<ボラード18>から北へ7m位の所。石とロープが見えます。

同じ所の岸壁側。ケーソン下部の隙間に挟まった形のタイヤ。上の写真のロープは、下の写真のタイヤに付いたロープかもしれません。長いですね。

<ボラード19>から北へ3m位の所。大きな石、向こうに見えるのは瓦礫?

<ボラード20>から北へ3m位の所。鱸が映り込みました。

<ボラード20>から北へ7m位の所。大きな棒が映りました。何でしょう?

<ボラード20>から北へ9m位の所。様子を見ている感じのチヌ。

<ボラード21>から北へ1m位の所。ここら辺が瓦礫底の終点です。大きな石に張り付いているカサゴの様な魚(?)が見えます。現にこの周辺ではメバルカサゴが釣れる様です。カサゴの20~30cmを釣ったという釣り人もいました。

<ボラード21>から北へ3m程すぎると、石や瓦礫は無くなり、砂泥底になっています。階段の下は砂泥底です。階段の北側は砂泥底で1本のロープが沈んでいるだけでした。底には何かの生物の痕跡らしき穴があって、また砂泥底の景色に戻りました。

<ボラード22>の下。壁際の砂地にナマコが映りました。

今回は、<ボラード18>~<ボラード21>付近だけに、石と瓦礫が有るという状況を見る事ができました。次回は、保安庁前の岸壁の方に向かって散歩します。

水島港の海中散歩 (五歩目)

水島港の西岸壁 中央付近は荒れた底の領域

昔から水島港で釣りをしている人から「海底に起伏がある」とか「平坦な砂地だ」などと、相反する話を聞いたことがありますが、その違いの原因が何なのか、分かる領域になります。場所は・・・・

<ボラード15~17>の区域です。

        ここです👆

拡大👇 

<ボラード1>からずっと平坦な砂泥底でしたが、<ボラード15>の北4m位の所に石(?)が現れます。それにワイヤーも。

<ボラード15>の北5m位の所には、金属のパイプとワイヤー、その後ろにタイヤ。タイヤの中は泥とか何かで埋まっています。パイプは立体的な形のものです。

<ボラード15>の北6m位の所。底には貝殻なのか小さな瓦礫なのか、そういう物が溜まっている様に見えます。

そして、鱸が。

<ボラード15>の北7m位の所。壁に寄り掛かる様に沈んでいるタイヤ。

<ボラード15>の北8m位の所。海底に沈む瓦礫をバックに、丸々と太ったフグ。

<ボラード16>の下。中央に写るタイヤ、その右にもタイヤの影。また別の写真でこの左側にもタイヤが映りました。タイヤが3つ並んで横たわっています。

同じ所でカメラが壁際を向くと、ナマコが映りました。(写真中央の少し左)

<ボラード16>の北4m位の所の写真ですが、周辺の海底には、この様に瓦礫が溜まっている様です。

<ボラード17>の下。ここにもタイヤが沈んでいます。回転するカメラの映像から、何本のタイヤが有るのか判断が難しいです。綺麗に写った画像だけ掲載します。

ロープが付いた状態のタイヤと、ヒトデ。

並んで沈んでいる2本のタイヤ。左のタイヤは半分が砂に埋まっています。

<ボラード17>の北1m位の所。立った状態で沈んでいるタイヤが3本、並んでいます。数枚の写真で確認できました。そのうちの1枚です。これなら漁礁になるんじゃないかと思いましたが、魚は映っていませんでした。

テグスで吊り下げたカメラがタイヤに乗って、テグスがたるむという状況が何度かありました。海底に起伏があると感じる原因の一つは、タイヤではないかと思います。原因は他にもあるのですが、予想外の景色が広がる<ボラード17>の北は、また次回に。